
「アトピー(atopy)」とはギリシア語で「奇妙なこと」を意味する「atopia」に由来します。
このことからも昔は「奇妙で得体のしれない皮膚病」と捉えられていたことが分かります。
アトピー性皮膚炎は慢性的に回復と悪化を繰り返す炎症を伴った皮膚病です。
特徴としては、「強いかゆみ」と「治りにくい湿疹」です。
かゆみの為、皮膚をかいてしまい、炎症を悪化させ、さらにかゆみが強くなるという悪循環を繰り返してしまいます。
アトピー性皮膚炎は決して珍しい病気ではありません。
子どもを中心にしばしばみられ、小学生のおよそ5%程度がアトピー性皮膚炎を患っているというデータもあります。
多くの場合は小学校を卒業するころになると自然に治癒しますが、それ以降も症状が慢性的な経過を辿ることもしばしばです。
どうせアトピーは何をやっても治らないと諦めませんか?
ステロイドやプロトピック軟膏などの合成化学物質は対処療法ですが、繰り返し症状は出てしまい、徐々に悪化してしまいます。
漢方療法では、アレルギー体質や皮膚のバリア機能の低下を改善できますので、焦らず根気よく治療を続けることが大切です。
皮膚病は体の外側に現れる症状であるため、どうしても外用薬による治療が中心になりがちです。
しかしながら、皮膚で起こっていることは「体の内側で起こっている異常の表現の一つ」に過ぎず、根本的な治療にはどうしてもこの治療が欠かせません。